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とりあえず導入的なもの

Vicでプロイセンプレイやるので、とりあえずイメージとして。
プロイセンの取り扱いは、多分こんな感じになると思う。

ある人はその国を、世界一自由な国だと言った。
ある人はその国を、世界一反動的だと言った。
ある人はその国を、最も理性的な国だと言った。
ある人はその国を、最も野蛮な国だと言った。
ある人はその国を、軍が国家を有していると言った。

その国は確かに自由だった。
部族に根ざした基盤もなく、
信仰に即した原則もなく、
自然の国境すらなく、
もっぱら国家として国家が存在した。

国家は国民に義務を強いた。
義務はそのまま自由となった。
国家は国民の自由に無関心であった。
故に国民は自由であった。
プロテスタントもカトリックも正教徒も、
ドイツ人もポーランド人もフランス人も、
国家に忠誠を誓う限り誰一人差別されなかった。
どこまでも理性的で、
どこまでも雑多で、
どこまでも粗野な国。
わずか二百年あまりの、その国家の輝きは、
さながら蜃気楼のように、
けれども確実に、
中欧を照らし、
そして湧き上がった新たなる民族の自由に消えた。

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Victoriaプレイ動画に関してのアンケート結果

先月21日からの「Victoriaプレイ動画に関するアンケート」の結果を発表します。

さて、最初の項目「Q1. Victoriaのプレイ動画で見てみたい国をひとつ選んでください」についてです。

1位 「統一への道、プロイセン王国 」
■■■■■■(6票/50.0%)

2位 「上記以外」
■■■ (3票/25.0%)

3位 「弱小国のまま終われない?オルデンブルク大公国」
■■■ (3票/25.0%)

投票なし 「プロイセンやオーストリアにいい顔はさせない、ヴュルテンベルク王国」
(0票/0%)

……というわけで、プロイセンが投票では1位とのことです。ただ、コメントで指摘されている通り、プロイセンは人間が操作すると恐ろしく強くなるので、プロイセンでプレイするにはそれなりの縛りをつける必要があるかもしれません。
……さすがに、竜騎兵オンリーとかはしませんがw

まぁ、オルデンブルクでやったことはありますが、あれは「動員→補給線無視して植民地取ってくる→植民地兵大量投入でプロイセン以外の北ドイツ諸国+フランクフルト+バーデン潰す」という、ちょっと現実無視なプレイになってしまったので、非常に仮想戦記チックにはしにくいという問題が^^;
某AARのようには上手く行かないです……
(しかも、常にプロイセンの影やオーストリアの影から殴ってましたし。さすがに、ローゼやミハエルにそんなことはさせられないです)

まぁ、現実的なところで言うと、「史実縛り」でしょうか……


続いての項目「Q2. 路線はどんな風なものがいいですか?

1位「シリアス:ギャグ=50:50」
■■■■■■■■(8票/80.0%)

2位「ギャグを多め」
■■ (2票/20.0%)

投票なし 「シリアス路線」
(0票/0%)

まぁ、これに関しては予想通りというか、まぁそうだろうなというか^^;
おk。頑張ります。


3つ目の項目「Q3. プレイ方法としてはどのようなものがいいですか?

1位「史実路線」
■■■■■■(6票/60.0%)

2位「史実無視」
■■■■(4票/40.0%)

一応、史実路線の方が得票数は高かったですが、史実無視も無視できないほど肉薄していまして……いやはや、どうしたものか。
まぁ、ゲームの展開によっては、史実どおりになりませんがね、これ……とはいえ、自分自身は史実重視でいこうとは思います。展開次第ですし^^;

これは、プロイセンでの「史実縛り」とも込みで考えていこうと思います。

最後の項目の「はるかな以外のキャラを出すべきですか?」では、「出してもいい」という意見が4票入りましたが、この件については少々……難しいものがあるので、ちょっと保留です。

とはいえ、他のニコニコでのプレイ動画、wikiのAARなどの影響はモロに受けると思われるので、登場する人の性格がいろいろと改変されているかもしれません^^;
(特に、某イタリアの英雄とか

もうひとつ、はるかなのキャラクターの人気投票ですが……得票があった人だけをならべるとこのような感じです。

Rose.png
1位 ローゼ・オイゲニー・フォン・エッカルト・コーツブルク
■■■■■■ (6票/54.5%)

Sara.png
2位  サラ・リーリエ・ド・ベルス
■■(2票/18.2%)

Emiko.png
2位 相馬咲子
■■(2票/18.2%)

Helene.png
4位 ヘレーネ・シャルロッテ・フォン・シュタールブルク・ルヴォア
■(1票/9.1%)

……という感じに、順当にヒロイン4人(ゲーム脚本時代に個別ルートがあった人たち)が得票しました。

まぁ、露出頻度からしてわからないでもないですが^^;


以上を反映させて、脚本やゲームの方針を決定したいと思います。


最後に、キャラクターの年齢についてのアンケートをひとつ追加します。

というのも、少なくとも、GCから始めたとして、史実重視でドイツ統一しようとすると、1836年から1871年までプレイする必要があり、30年以上も間が空いてしまうわけで……
はるかなの作中設定の年齢なら、サラやローゼたちは60年代の人間ですしね^^;

というわけで、以下に選択肢を用意しました。
まず、前提としてGC(1936年)シナリオで始めるということ。
その中で、1.登場キャラクターの年齢は史実人物も含めて固定(歳を取らない)。
2.はるかなのキャラのみ年齢が固定。
3.はるかなのキャラクターも含めて歳を取る。
4.GC以外のシナリオで始めて、はるかなのキャラクターも歳を取る。

……という感じで、皆さまの考えをお聞かせ願えれば幸いです。





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Victoriaのプレイ動画に関する投票

投票は終了しました。結果発表は→こちら

ちょっと、いろいろなAARや動画見てると作りたくなってきたのですが……紙芝居形式のプレイ動画。
そこで、ちょっと投票を提案しようかと思います。
以下の質問で、自分が見てみたい、と思うものに投票をお願いします。

一応、『遥か地平線の彼方へ』からキャラは引っ張ってこようかと思いますが……彼らの所属国は、元ネタのところということでお願いします。
なお、彼らの名前は、史実に合わせるために若干変更されてます。

参考

プロイセン王国所属
 ■ランツ・フリードリヒ・フォン・ケストナー(陸軍)
 ■ヴィンツェンツ・コルネリウス・フォン・ブラウアー(陸軍)
 ■ルドルフ・フォン・プロイセン(王族)
 ■ブリュンヒルト・ファン・ベートホーフェン(陸軍)

オルデンブルク大公国所属
 ■ローゼ・オイゲニー・フォン・オルデンブルク(陸軍)
 ■ミハエル・シュレディンガー(陸軍)
 ■レオポルト・フォン・オルデンブルク(陸軍)

ヴュルテンベルク王国所属
 ■ヘレーネ・シャルロッテ・フォン・ヴュルテンベルク(外交官)

ロシア帝国所属
 ■サラ・リーリエ・ド・ベルス(陸軍)
 ■エマニュエル・ド・ベルス(政治家)
 ■ナヂェージュダ・ウラヂーミラヴナ・アリーソヴァ(陸軍)

日本所属
 ■相馬咲子(文官)
 ■西之上翔(海軍)
 ■神山征治(陸軍)







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なお、Q4ですが、投票結果は参考にはしますが、もしかするとご希望に沿えないかもしれません……あらかじめご了承ください。

最後に、少しばかりアンケートを。




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【追記5/22】ちょっと手違いでコメント機能オフになっていました。申し訳ありませんでした。

【遥か地平線の彼方へ】第一章(33)

第一章(33)

 サラから思いがけない『宿題』を言い渡されたミハエルは、自室のベッドへ寝転んでいた。
「俺、何を言ったんだ?」
「何を考えておるのだ、シュレーディンガーよ」
「のわぁ!」
「こら、余を驚かすでない」
 背後からの高く幼い声は、甚だ呆れ返っている。
 いや、驚くなって言うのも難しいと思うけど、とミハエルは尊大な少年に相対した。
「余は先ほどからずっとここにおったぞ。それなのに貴様は茶のひとつも出さんどころか気付きもしない。一体どういう了見じゃ?」
「は、はぁ」
 ルドルフのここまで態度が大きいと、怒る気も失せてしまうミハエル。
「何が言いたいのだ」
「い、いやぁ……そんなに考え込んでたんだ、俺」
「考え事をしていて気付かなんだのか……余もそのくらいの歳になれば、そんな悩みを持つのかのう?」
「それは……わからないけど……」
「なんじゃその面倒くさそうな顔は。余も面白くないぞ」
 ベッドで脚をばたつかせるルドルフは、確かに十二歳の子供に見えた。
「じゃあ、質問いいか?」
「ん? なんじゃ?」
「ランツに会いに来たのか?」
「そうじゃ。近侍の者から逃げるのは、些か骨が折れたぞ」
「近侍の人も大変だな」
「余とて大変なのじゃ。ひとつ街に出るにも、やれ会議だ、やれ警備だと騒ぎよる」
「まぁ……それはつらいよなぁ」
 士官候補生には貴族が多いため、ミハエルは貴族と言っても普段から接しているつもりだ。しかし、ここまでの『箱入り』具合ははじめて聞いた。……中にはローゼのように明け透けでかつ王家という人物もいるが。
「そうじゃ! おぬし、余に外の様子を教えてくれい」
「外の様子!?」
「そうじゃ。ランツに聞いても面白くない答えしか返ってこん」
「ハハハ……まぁ、ランツはまだ十二だしな。それにあの様子だと、街に出たことも余りないだろうし」
「のう、シュレーディンガーよ。おぬしは街に出た時、どこにいくのだ?」
「あんまり出ないからなぁ……いつもは学用品の補充とか、本屋行ったりとかだな」
 しかも、ミハエルにとっては「ローゼの荷物持ち」の場合が多いが。
「ほう……ランツよりはいろんなところへ行っておるのだな」
「あれ? ランツって週末は結構外泊してるぞ」
「ハハハ、それは余のところへ来ておるのだ。いつも寄り道もせずやってくるのじゃが……」
「なるほど、ランツらしい」
「ランツは自分でも買出しに行ってないからのう。全部家臣に任せておる」
「……たまにこの部屋に荷物届けに来る人、ランツの家臣だったんだ……」
 ランツの父、ヴィルヘルムは南部のケストナーの領主であり、村の管理は執事に任せてるとミハエルは聞いていた。
「じゃが……それだけなのか? ほら、……なんじゃったかな」
「どうしたんだ?」
 ルドルフは両手を頭に遣って考え込んでいる。
「そうじゃ! シュレーディンガーよ、おぬしは娼館に行ったことはあるか?」
 世界が固まった。
 ――今、この子はなんて言った?
「すまん、もう一度言ってくれ」
「耳が遠いのう。おぬしは娼館に行ったことはあるのかと聞いておる」
「しょ……娼館!?」
 ちょっと待て、この子はランツと同い年だろうに。どこでそんないかがわしい言葉を教えられたんだ。
「ルドルフくん……そんな言葉、どこで憶えたんだ?」
「余の警護をやっている者たちの雑談を立ち聞きしてのう、娼館というところへ行って楽しかったと言っておったのじゃ」
 ……なんて教育上不適切な警備員だ。
「ん? おぬしは行ったことないのか?」
「ないない」
「おかしいのう……警護の者の話では、男なら誰でも行ったことの店らしいのじゃが」
 ――おいおい、なんて教育上不適切な警備員だ!
 ミハエルは激しく心の中で突っ込む。
「まぁ、確かに男なら興味がないわけじゃないけど……って言うか、青春の青い性には逆らうのは難しいって言うか……」
「何を狼狽しておるのじゃ、おぬしは?」
「狼狽させてるのは君です!」
「……そんなにおかしいことを言っておるのか、余は」
「それはもう激しく」
「むむむ……わからぬ」
(そう頭を抱えて悩み抜かれても、こっちが困ってしまうのだが)
 口には出さず、ただただ呆れる他ないミハエル。
「まあよい。今度近侍の者にでも問うてみるまでじゃ」
(近侍の皆さんに合掌)
 その後、この少年は、いろいろと間違った庶民の知識をミハエルに披露してくれていた。
「それにしても……おぬしは面白い奴じゃ」
「いきなりどうした?」
「ほら、こうして余と対等に話しておる」
「そんなに不思議なこと……かな」
「余の一番の友人であるランツでさえ、余には敬語じゃからな。それに比べておぬしは、敬語の使い方も知らぬようじゃ。はっはっはっは」
「それ、褒めてないし」
「そうじゃ。おぬし、今本科1年か?」
「え? ああ……そうだけど」
 唐突に話題が変わったものの、ミハエルは普通に答えた。
「そうか……騎兵じゃったな……卒業まで2年か」
「俺が卒業したら何かあるのか?」
「礼じゃ。おぬしが卒業したら、礼をとらす」
「……はぁ」
 なぜ卒業したらなんだろう、という疑問もあり、ミハエルは優しく声を掛ける。
「そんなに気を遣わなくてもいいぞ」
「いや! 遣うのじゃ。余はおぬしに礼をしたいのじゃ」
 そういうと、少年はミハエルのベッドの上で手足を投げ出し暴れだした。
「わかった、わかったから。謹んでお受けしますよ」
「それでよい」
 少年は、至極満足げに胸を張っている。
 ……ガチャ。
「ただいま戻りま……」
「おお、ランツ! 遅いではないか」
 時が止まる一瞬。
「……っ! ま、ま、また抜け出してきたんですかっ!!!」
 部屋に戻るなり、ルドルフの姿を認めたランツは、前の時同様、悲鳴に近い叫び声を上げていた。






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【遥か地平線の彼方へ】第一章(32)

第一章(32)


 無事ブロサールとの調印が済み、ヘレーネは晩餐会に出席していた。
 小皿に少々の前菜を取った彼女は、中央から少し引いたところにあるテーブルで、ブラスィヤ要人との会話という名の交渉を繰り広げていた。
 それも一段落する頃、ようやく落ち着いてメインテーブルへ脚を向かわせるヘレーネ。
「……いつも思いますが、なんでも黄金を使えばいいということでもないのですけど」
 あえてカレスティア語でぼそりと部屋の様子を愚痴る。
「花の都にもあるでは? ドニャ・エレーナ」
「…………」
 あえて振り向かず、ヘレーネは無視した。
「ほっほっほっ。ではご一緒にいかがですかな」
 ベルス公爵エマニュエルはグラスを目の辺りまで上げてウィンクする。
「わたくしごときと公では釣り合いませんわ」
「紳士と淑女。いい構図ではないかい。プリンセス・エレーヌ?」
「わたくしはあくまでロルカ人ですわ、ヘルツォーク・フォン・ベルツ?」
 男女の役割分担などはアクターニュの価値観だと言わんばかりに、ヘレーネはロルカ語で答える。
「ほっほっほっ。高貴なプリンツェズィン、さながら芳しいローゼのようですな」
「薔薇を冠するに相応しい姫君は他にいらっしゃいますわ」
 言語を目まぐるしくスイッチする少女と紳士の周りに、いつの間にか人が集まっている。
「おっと、プリヴェート! ナージャ・ウラヂーミラヴナ! いかがお過ごしか」
 その中にアリーソヴァ少尉補の姿を見るや、エマニュエルはヘレーネに背中を向けないように彼女のそばへ歩み寄った。
「わ、わたしはヘリェン殿下の警備を……」
「残念だ、残念だ。愛しいサーラはすでに遥か地平線の彼方へ。ナージャ、君だけが残った」
「え、え!?」
「さぁ飲もう、今宵は懐が痛まない」
 エマニュエルはアリーソヴァ少尉補の手を取り、ヘレーネを振り返る。
 と。
「……あれ?」
 そこにはヘレーネの姿は見つからなかった。
「ああ、愛らしいエレーヌ! 両手に花は咲かぬかこの世は儚く」

 大げさな声を遠巻きにしながら、ヘレーネは壁際へ逃れていた。
「……殊更馬鹿を演じるということは、それほどまずい状況ということですわ」
 彼女は、今度は誰にも聞こえないように小さく呟いた。


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久間知毅

Author:久間知毅
和歌山の南の方出身/学生時代:電気工学→理論計算機科学/歴史小説書きorシナリオ書き,たまにイラスト担当/ニコニコ動画では語学(ドイツ語等)講座,数学講座やドイツ統一史を連載中/TRPG(クトゥルフ,ARA2E),艦これ

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