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ボイトレ中に出来た変な声で電気応用の本の目次を読み上げてみた

昨日夕方にアップした「自分じゃないような声が出た」という声で、適当にその場にあった電車関係の工学書の目次を読み上げてみました。
……うーん、我ながらキモいな^^;

前話
変な声


なお、取り直しはなしで一発勝負ですが、気にしない気にしないw
何回も聞いてて思ったんですが、この声ってカマっぽいような……^^;
友人に聞かせたところ「プライバシーボイスで使えwww」とのこと。
うはwおkwww把握wwwww


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(2004/04/01)
弓場 徹

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【追記9/1/01:00】
Fayさんの紹介されたブログに書かれていた内容を実践してみました。

その1
その2
その3
その4


なんというクロちゃんwww
ただ、たまに右の喉が痛くなるのと、ガラガラとしたものが喉に現れるときに「おろ?」って感じの声になるので、もうちょっと楽に出せないか見てみます。





……ただ、今更ですが、実は私は昔アカペラ同好会というところに所属していたことがありまして、発声練習等々はそこである程度やってたり^^;
まぁ、ベースばっかりやってたので、音とリズムは取れるはずなんですが……いまいちよくわからないですね、自分自身が^^;
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ボイトレ中に変な声を見つけた

組曲「微分積分」他で散々「自重www」と評価されたデスボイスを克服するために、昨年からボイストレーニングの本を買って練習してたのですが……(「ケアレスミスがなくせない」などを参照)
高音と低音はそれぞれ裏声と地声で表現しますが、このとき裏声と地声の橋渡しをしてくれる「裏声と地声の間の声」を習得しようと、「高音→低音→高音→低音」(あー↑あー↓あー↑あー↓)という感じでやってたのですが……
あるとき、全く自分の声とは思えない声が出たのですが……^^;
これは一体……?
今までも、裏声ではずして飛んでったような声は出たことあるのですが、一応裏返ってるわけではないですし……「作った声」っていうのがどういうのかわからないので、これはもしや私が始めて「作った声」になるのか……ちょっと面白そうなので、この声で普通に喋れるように練習してみますw

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Myself;YourselfドラマCDが届いた

あさみwwwwwwwwwwwwwww
真っ黒wwwwwwww
はい、ボツですね☆

子安wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

菜々香wwwwwwwwwwwwwwwww
つーか菜々香ノリノリwwwっていうか、デレデレwwwwwwwwwww






こういうの大好きだwwwwwスタッフは病気シリーズつけたいwwwwwww

@声優による挨拶
金朋先生絶好調www

【遥か地平線の彼方へ】第一章(15)

第一章(15)

「おーそーいーっ」
「のわっ!」
 思ったより少佐との昼食に時間がかかり、あわてて廊下を歩いていたミハエルに、死角から高い声が響いた。
「ミハエル~、こんな可愛いおにゃのこに待ちぼうけ食わせるなんて、どういうことかにゃ~?」
「姉さん、俺も昼食にそれ相応の時間がかかるわけで……」
「昼休みには来るって言ったじゃない?」
「ですからっ」
 と、その後ろを、サラが真っ赤な顔で付き従う。
「まぁいいわ。……ミハエル愛しのサラ嬢をお連れしたんだからね」
「「え?」」
 ミハエルとサラはお互い顔を見合わせる。
「いったいどこを縦読みすればそういう風になるんですか?」
「行間を読んだのかもね」
 口をωの形にして、ローゼはニヤニヤしている。
「あ、あの……さっきはごめん……わたし、はしゃいじゃって……」
 顔を真っ赤にしたままのサラは、もじもじと自分の手を見つめていた。
「いや、いいよ。俺も懐かしかったし……まぁ、ちょっとびっくりもしたけど」
「そうだよねー」
「それにしても……どうしてまたブロシャに?」
「え!?」
 サラはあからさまに固まった。
「ど、どうした?」
「いや、……あ、そうか。そうだよね。言ってないもんね」
 サラは下を向いて自問自答している。
「あのね、私が引き取られる時、どこへ行くって言ってなかったよね?」
「うん。『外国へ行く』とは聞いたけど……あ、そうか!」
 幼心に「もう逢えない」の意味だと早合点したと、ミハエルは心苦しくなった。
「いやぁ、まっさかあのベルスのおじ様のところにいたとはねぇ」
「ベルスのおじ様?」
 横でしきりに感心するローゼを、ミハエルは怪訝に思った。
「わたしの義父さん……ベルス公爵エマニュエル閣下と殿下が知り合いだったみたいなの」
「こら、サラちゃん。同級生なんだから『殿下』なんて呼ばないの。セクハラしちゃうぞー」
「姉さん、さり気なく爆弾発言しないでください……」
 今にもサラの胸を揉む勢いだったローゼを制しつつ、ミハエルは頭の中を整理した。
「ということは……サラのお義父様がベルス公爵ってこと……?」
「うん」
「ベルス公って……ブロシャの国民議会議長の?」
 プルーセンの隣国、ブロシャことブロサール共和国は東方に広大な領土を持つ国家である。今世紀はじめ、アクターニュ皇帝オルレアン一世の遠征により皇帝一家がカルヴァート連合王国に逃れてから、制限選挙による共和制を敷いて今に至る。
 ベルス公爵はそのブロサール共和国の国民議会の議長を務めている。
「……なんだかすごいところに行っちゃったなぁ、サラ」
「そんなことないよぅ。……ミハエルだってコーツブルク家の育預じゃない」
「んもぅ、サラちゃんったら! あたしの妹にしてあげてもいいわよ」
「……姉さん。さてはもうサラを毒牙に……?」
「にゃんのこと?」
 再び口をωの形にするローゼ。同時に苦笑するサラから察するに、ローゼの抱きつき癖は遺憾なく発揮されたようだった。
「まぁ、無事こうして会えたわけだし、良しとしますよ」
 呆れながらもミハエルは「いつものこと」として処理することに決めたようだった。
「それにしても、どうしてひとつ上の学年へ? サラって俺よりひとつ年下じゃなかったっけ?」
「あ、それはね……わたし、もうアカデミーを卒業してるから……」
「え……ってことは、もう士官になってるの?」
「うん。今の階級は中尉ね。留学期間がどうしても、一年以上は無理だって言われて……それで、最終学年の試験受けたの」
「なるほどね」
 ミハエルは大きく伸びをした。
「でも、中尉だったら普通、こっちの陸大受けると思うけど……」
「あ、それは……その……急成長してるプルーセンの士官教育は参考になるし……それに……」
 赤くなりながら口ごもるサラ。
「陸軍剣術大会の優秀者名簿に、その……『予科生ミハエル・シュレーディンガー』ってあったから……」
「お熱いねぇ、お二人さん」
「ちょ!」
 二人の間に、手を口に当ててニヤニヤする姉の姿があった。
「いえいえ~。こんなおばさん気にせずに、どんどんいちゃついてくださいな」
「ほ、本当におばさん口調になってどうするんですか、姉さん!」
「仮に『間違い』が起きてもあたしは『見なかったこと』にするからね~」
「「ま、間違い!?」」
 思わず声が重なる二人。
 お互いに視線を合わせてしまい、余計に顔から火が出そうになる。
「うにゃ……冗談にゃのに」
「……姉さんの場合洒落にならないんですって」
「じゃあ、ミハエル、サラちゃんもらっていい?」
「は!?」
「そう、そしてっ……『世界中のかぁいい子のハーレム』を作るのよ! あ、もちろんミハエルも入れてあげるから安心してちょ」
「……もういい加減突っ込むの諦めていいですか? あと俺を可愛い言うのやめてください」
「んもう! この間のお化粧にフリフリのお洋服……すっごく似合っ」
「あー! あー! あー! ダメです! ダメですって!!」
 サラがいる手前、この姉に自分の思い出したくもない過去を暴露されそうになり、あわてて口を塞ぐミハエル。
「み、ミハエル……?」
「あ、サラ、今のは何も聞かなかったことにして、頼むから」
「あ……うん。だ、大丈夫よ。ミハエルがどんな趣味でも、わたし、差別しないから……」
「だから誤解だあああああ!」
 こんなときにやけに鋭い幼馴染の推理力と、その元凶となった姉の暴走をこれほど恨んだことは初めてなミハエルであった。





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Myself;Yourselfの背景を地元民が巡礼してみた



ゲームプレイ記念に作ってみました。
コンソメキャラメル先生の展望台も、予想はついていますが、ちょっと距離が微妙なので割愛……今度行ったらブログにでも載せます。

それにしても、ドラマCD早く届かないかなーw

【遥か地平線の彼方へ】第一章(14)

第一章(14)

 ミハエルは、姉たちの授業が今すぐ終わるでもないので、腹に何か詰めるだけでもしておこうと思った。とはいえ、教室ではカールがなにやら騒がしいことをはじめたので、場所を移動したのだが。
 静かな場所……というと、やはり図書館横の中庭といったところか。ミハエルは少し早足でそこへ向かい、朝に寮で調達したサンドウィッチを口に詰め込む。
「ほう、こいつはなかなか」
「ぶ! ……ゴホ、ゴホゴホ!」
 突然耳元で上がる感心したような声に、ミハエルは思わずむせた。
「おっと、すまねぇ」
 なんとか飲み込むものを飲み込んだミハエルは、目じりに涙を溜めて見上げる。憎たらしいほどの青空に映える白い軍服が眼に入った。
「隣いいか?」
 逆光でもそれとわかるくらい、西之上少佐は笑顔で尋ねる。構いませんと聞くが早いか、少佐は制帽をとりミハエルの脇に座った。
「ここのところは随分と暖かくなったな」
「え、あ、はい」
 陽光に手をかざし、少佐は唇の端を上げた。
「実はな、オレも弁当を用意してるわけだ。……っと、これだ」
「布……?」
「『ふろしき』ってんだ。母国のもんでな。こうしてモノを包むわけ。今回は弁当だがな」
 呆気に取られるミハエルの前で、少佐は二本の棒を手に取り、取り出した弁当箱のふたを開けた。
「あ、それは知ってます。確か、『箸』ですね」
 ヤーポネズムが吹き荒れた少し前の欧州の風のためか、ミハエルでも東洋の島国のことは多少わかった。
「いただきます」
 手を合わせて、ライスに箸をつける少佐に、ミハエルは感心する。
「……なんて豪華な」
 少佐の手元に視線を落としたミハエルは、己の目を疑った。
「そうか? 普通だと思うが」
「いえいえ! ……さすがは大使館員ともなれば、こんな豪華なお弁当が提供されるんですね」
 バスケットやランチボックスのようなものではなく、漆黒のいかにも高そうな箱につめられた、丁寧に巻かれただし巻き玉子、焼かれたサーモンにライス。そしてその中央に赤い漬物のようなものが鎮座している。
「これ、何ですか?」
 その赤い球体が奇異だったので、ミハエルは指差す。
「ああ、これか」
 と、突然少佐は声を押し殺して笑い出す。
「どうしました?」
「ま、まぁ、一回食べてみ?」
 差し出されたその丸い物体を、ミハエルは口に含んだ。
 そう、含んでしまった。
「ぶ! がっ!」
 突然襲う舌の痺れに、ミハエルはまた咳き込んだ。
「ちょ……水、水!」
「ほいよ」
 ニヤニヤとしながら、少佐は水筒を差し出す。なんとか息を整えながら、ミハエルは舌の上に残ったものを洗い流す。
「な、何なんですか、一体!」
「梅干。オレの地元の特産だ。これを入れると飯のもちがよくなるんでな」
「は、はぁ……」
 そういう間も、少佐はぱくぱくと箱の中身を口に運ぶ。
「お前も食うか?」
「いいんですか!?」
「おうよ。……はい、あーん」
 玉子焼きを箸で切り、少佐はつまんでミハエルに差し出す。
「しょ、少佐? さすがにこれはいろいろとまずいと思うんですが……」
「気にするんじゃねぇよ、男同士なのに」
「まぁ、そうなんですが……」
 知り合いの国王陛下を思い出して、少し気が進まないミハエルだったが、ひとまず自身のランチボックスに置くことで決着がついた。つまんで口に放り込んだミハエルは、そのまま目を丸くした。
「う、美味い!」
「だろ?」
「すごいですね。大和の料理人を直接呼んだんですか?」
「あ、いや。こいつぁ知り合いの子が作ってくれたもんでね」
 少佐の眼差しが穏やかになる。
「まぁ、彼女の趣味だな。大使館の厨房をよく借りてる。俺の妹分みたいなもんだ」
「妹……」
 ミハエルは脳裏に、精一杯背伸びして母親の手伝いをする少女の姿が蘇った。
「……サラ」
「ん、どうした?」
「いえ、何でもないです。食事を続けましょう」
「だな」
「あ、ミハエル!」
 残りのサンドウィッチを頬張るミハエルの耳に、同じ部屋でよく聞く落ち着いた声が入った。なんとかパンを飲み込み、ミハエルも手を上げる。
「ランツもここで昼食か?」
「はい。ランチがてらに知り合いとお話でもと。……中佐、あちらがエッカルト大公殿下の育預、ミハエル・シュレーディンガー生徒で……」
「げ!?」
 建物の影から現れた、赤と青を基調とする大猊帝国王立海軍海兵隊士官の制服を着た男は、ミハエルの目を見て素っ頓狂な声を上げる。
「え?」
「中佐、どうかされましたか?」
 ミハエルもランツも、事がわからず動揺する。
「な、な、な、なぜ……? そんな馬鹿な……」
 軍医殿を呼んだほうがいいんじゃないかとミハエルが思ったその刹那、今度は後ろから張りのある声が響いた。
「おおっ! これはマグヤ殿じゃねーか! どうだ、元気にやってたか!?」
「な、何故貴様がここにいるというんだ!? 貴様は本国に帰ったんじゃないのか!」
「プルーセン王国駐在武官として任官したんだよ。そういうマグヤ殿は?」
「マリオン駐在武官としてだな……」」
「おお! それは結構! いやぁ、偶然ってすばらしい!」
「よ、寄るな! わ、わたしは貴様の顔など見たくもない!」
 すっかり蚊帳の外に置かれる士官候補生二名。
「あの……お二人はお知り合いなのですか?」
 おずおずとランツが尋ねる。
「ハハハ、知り合いも知り合いだぞ。オレとマグヤ殿はカルヴァート海軍大学の同期だからな」
「ああ……道理で仲良しさんなんですね」
「ランツ! これのどこが仲良しに見える!?」
「いやぁ、懐かしいな。よく二人でいたずら仕組んだよな」
「貴様が勝手に仕組んだことばかりだろうが! わたしを毎回毎回巻き込んで!」
 なにやらしばらく続きそうな一方的敵意と一方的好意に、ミハエルはランツに状況の解説を頼んだ。
「あ、あちらの方はカルヴァート王立海軍海兵隊のマグヤ・F・ノース中佐です。海兵隊の戦術の参考にするとの事で、一年ほど父上の下で学んでいました」
「ああ、だからランツと知り合いなわけか」
 ミハエルが納得する間も、西之上少佐はノース中佐に一方的に話しかけていた。
「ロバートはどうした? あの水雷マニアの!」
「ホワイト一等海尉としてトリステンに行ってるが……」
「ディックの奴は? あいつもよく組んでいろいろやったし」
「奴は……わたしも知らないな」
「じゃあ、ジョンはどうしてる?」
「スミス准海佐は水雷艇の艦長をやってたが……って! そんなことはどうでもいい!!」
 そこから一歩下がったノース中佐は、ランツにすまなそうな目を向けて小さく宣言する。
「気が変わった。すまないが、わたしはこれで帰らせてもらう」
「えー、まだ話したいことが山ほどあるんだぜ?」
「うるさい!」
 西之上少佐の声を撥ね付け、ノース中佐はすたすたと中庭を後にした。
「……ノースさんも相変わらずですね」
「まぁなー。だからからかい甲斐があるってもんだが」
 不敵に笑う少佐の表情に、脇をしっかり締めようと誓うミハエルであった。





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『Myself;Yourself』佐菜ルート(4)

柚希先生編クリア

本命キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!
……はともかくとして、ちょっと消化不良かな……それにしても、先生、婚約者いる人を好きになるとか^^;
つーか、どう見ても事後のシーンがあるんですが^^;
まぁ、『舞姫』のゲーム化で同じことやらかした自分が言えた義理じゃありませんが。




+朱里編クリア

はっきり言って、途中の朱里……工事現場に突撃してた朱里がウザいことこの上なかったです……
どうも、エンジニア視点で見る癖があるので……ああいう安全を脅かす存在が嫌いで嫌いで^^;

あと、修輔の告白に絶句。何この超展開w

……あれ、アニメだけの設定じゃなかったの……?


ともかく、修輔がいろんな意味で痛々しかった……まぁ結果オーライですが……

『Myself;Yourself』修輔ルート

はい、全員クリア。



……なんというか、ヤンレズじゃなくて……自称「黒いのは髪と目だけ」じゃなくて……ヤンデレっつーかむしろ病気じゃなくて……☆ノさんがかなり怖かったです^^;
なんでだろう……ニヤニヤが止まらないくらい怖かったです^^;
つーか中原さんすごいな、本当に。

あと、やはり修輔ルートでは菜々香編がすごく……なんともいえないw
話的にはいいんですが……なんだろう、この寝取られ感www
兄弟がまぶしすぎるぜ……

ヒナコ餅雛編は……まぁ、私はロリコンとは正反対にいるので、本人は「かわいいな」程度だったんですが……
修輔、頑張りすぎw
それまでかなりDQNな対応してましたが、最後ものすごくかっこよかったです。
……あと、さりげなく兄弟頑張ったw




あと、全体を通して……というか、なんというか。

まだ朱里編やってないからかも知れませんが……朱里がとてつもなくウザい……なんというか、パサパサした姐御キャラは好きですが、なんだかダメだなぁ、あのタイプ^^;
政治を友人間に持ち込んだら関係悪化は目に見えるだろうに。


『Myself;Yourself』佐菜ルート(3)

麻緒衣編と菜々香編クリア~
※例の如くネタバレは白字で隠してます。

なんというか、麻緒衣編はBADENDの方が良かったような……(正確に言うと結末がBADで過程がGOODならベストかな……)
まぁ、癒し要員の麻緒衣さんには生きていてほしいですが……


菜々香編は、さすがにメインヒロインといえる王道的なシナリオでした。
まぁ、最後に大人を頼る辺りが現実的で、よりGOOD!
王道といえば王道ですが、さすがに最後にはうるっと来るものがありましたね。

なんだかんだで良作です。

まぁ、ある意味「地雷ゲー」ではありますがw
「主人公が地雷原を全力疾走する」という意味でwww
選択肢がどう転んでもダメっぽいところが普通にwww普通に初見殺し入れてくるしw





ただ、一言言いたい。

子安、兄弟のこと本当に大好きだなw



フランス語講座の第2回は作ろうと原稿書いてるのですが……どうやって表記するかですごく悩んでおり、あんまり進んでないです^^;
発音記号をかますと初心者が逃げますので、カタカナで表記することを心がけてるのですが……どうも当たり前に日本語にない音や、同じ表記になる音が続出するので……あと鼻母音をどうやろう。
さらに、自分自身フランス語の発音に自信がないので……未だに「r」音と鼻母音が微妙^^;

『Myself;Yourself』佐菜ルート(2)

まぁ、年上好きですけど……
最初は麻緒衣編に入ってしまったようです^^;
そしてBADEND。……まぁ、意識しないとこうなりますよね……

まぁ、明後日から少し遠出しなければならないので、それまでにやれるだけやっておきます。





……にしても、このTRUEENDってどんなのだろう……。ついてきた本と思いっきり関係ありそうなんですが。

+思ったこと。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」は方丈記の冒頭なんですが、先生^^;
なので、卜部兼好ではなく、鴨長明が正しいような気がします。とプレイ中に思った今日この頃。
(まぁ、コンソメ先生は理科の先生なので、間違っても仕方ないですが)

あと、作中に出てくる砂浜は、私がプレイ中に背後を通りかかった母の言によれば「里野海水浴場」とのことです。
……さすがにすさみ町の西端にいる身で、東端のことまで記憶に鮮明でなかったです^^;
(あと、椎木駅は予想通り「江住駅」でした。江住に住んでいた母の言なんで間違いないかと。さらに、佐菜の住むマンションも実在するようで……)

まぁ、水族館絡みは最寄り駅が椎木駅ってことになってましたが、実際の串本海中公園は江住駅からは随分遠いです。

【遥か地平線の彼方へ】第一章(13)

第一章(13)

「どういうことか説明してもらおうか!」
 ……悪夢のような一時限目が終わると、彼の席の周りは妙な気を発する野郎共の巣窟となっていた。
「お前という奴はっ! ただでさえ、」
「かの、」
「欧州三大美女の誉れ高い、」
「コーツブルク家の気品漂う、」
「あの、」
「ローゼ姫様に実の弟のように可愛がられている現状だのに、」
「「「それでも満足できないのか!」」」
「息を吹きかけるな、狂った声を出すな、というか放っておいてくれ……」
「予科のヒルデちゃんもお前に懐いてるし!」
「周りの女の子全員お前がらみじゃねぇか」
「恋愛格差社会反対!!」
 周りがものすごく混沌としてくるので、ミハエル自身気が狂いそうになる。
「というか、姉さんを『女性』に入れていいものか疑問が……」
「さり気に、酷い、言い草」
「贅沢な奴め」
「ああっ! 俺も姫様の胸に掻き抱かれたいっ!」
「結構つらいもんだぞ? あれだけ大きいと圧力が……って、どうした、カルル?」
 とうとう俯いてブルブルと震えだすただ事ではない様子に、ミハエルは一歩引く。
「うらやましいぞ、ゴルルルルァァァァァ!」
「またかよ!」
「これで黙るなんでできるかい! クソったれーっ! 世の中なんでもイケメンが勝ちなんかーっ!!」
「俺のどこがそうなんだよ」
「自覚ないんかいな。ワイかてな、好き好んでこんな平凡な顔に生まれてきたんとちゃうわ……」
「……あの……どなたですか?」
 カルルの口調の変化に、ミハエルは混乱する。
「あ、ミハエル。カルル、たまに、地の言葉、出る」
 カルルと仲の良いベルホルトがさり気なく解説する。
「ああ、そうか。カルルは南部の出身だったな」
「ととと……地が出てたか」
「……お熱は冷めたわけか?」
「お熱ゆーな」
「ミハエルと知り合いだろうが、久しく会ってないんだろう。詳しくは話し合わないことにはわからないじゃないか」
「よく言った! ヴィンツェンツ!」
 思わぬ助舟に、ミハエルは賞賛の声を惜しまない。
「……ということは、だ」
 しかし、カルルにとってもそれは同じだった。
「つまりはぁ、俺たちはぁ、あの留学生のかーわいい女の子の情報をぉ、知る権利があるわけだなぁ?」
「語尾を延ばすな、気色悪い! というか『つまりは』の意味がわからない!」
 ぬめー、という擬態語が似合うカルルを、ミハエルは手を振って拒絶する。
「ともかくだ、ミハエル!」
「「「これ、聞いて来い!」」」
 なにやら紙に大量の文章が書かれたものを渡され困惑するミハエル。
 いや、この表情は困惑ではなく迷惑だったが。
「知るか! 自分で聞け!」
 その後、教室で暴れまわる十数名がフォン=ファーレンハイト教官に絞られることになるのは、ある種当然の話だった。




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『Myself;Yourself』佐菜ルート(1)

マイユア届きましたあああw
P1000001.jpg

そして早速……

なにこのビンタゲーwwwww

まぁ、地元民とすれば朱里には全く賛同できない……というか、兄弟の方がまともなこと言ってるようにしか……^^;
なんとも複雑だなぁ。
(多分、実際に朱里のような人がいたら、私とは反目し合ってるだろうと思います。主義主張がほとんど正反対……)

背景がいちいち地元だけに、完全に作品に入っちゃうんですよね……なんというか。


つづいてプレイ動画も見てみる。










とりあえず、おまいら「恋人岬」に反応しすぎwwwww

※すさみ町JR見老津駅より西へ国道42号線を徒歩10分。黒潮茶屋という軽食屋があるのですが、そこのすぐ東に「恋人岬」という岬があります。
 謂れは、黒島と岬の間で波が重なり合う地形がありまして、それが「夫婦波」と称されることから名づけられたそうです。グァムとは関係なかったかと^^;
 特に悲劇的な逸話は聞いたことがありません。(むしろ、すさみ八景のひとつとして肯定的に捉えられているほうです)

……それにしても、あそこまで10kmは軽くあるのに、よく歩いたな、兄弟^^;

【遥か地平線の彼方へ】第一章(12)

第一章(12)

 しかしながら、男は皆考えることが同じだったようで。
「くそっ、見えねぇ!」
 ……すっかり人だかりが出来ており、その先を見ることが出来なかったのだ。
「顔見たいなぁ……なぁ、ミハエル」
 カルルが皆の気持ちを代弁する。
「俺もさっきチラッとしか見てないからなぁ」
「うー……俺にもその幸せよこせ」
 皆好き勝手なことを言い合っていたが、授業開始時刻が刻々と近づき、黒山が徐々に崩れていくと、ようやく件の留学生を見る機会が訪れた。
「おおっ!」
 机に積まれた教本の前で、ローゼと談笑する少女。それが例の留学生のようだ。
 肩までに切りそろえられた赤髪。小柄な体躯に円らな瞳。
 ブロサール国防軍制式の濃い青色コート、赤ズボンに身を包み、堅い軍服から見られる柔肌が余りにもアンバランスで逆に似合っている。
「これは……」
「ああ、正真正銘の美少女だ」
 すっかり見ほれる面々があまりにも奇異だったのか、教室内の数名は気付いたようだった。
 ……そう、もっともうるさい人物も含めて。
「おろ? そこにいるのはミハエルじゃない?」
「……ミハエル?」
 少女はそう呟くと、今度は男たちに笑顔で手を振ってきた。
「おお! 手を振ってるぞ!」
「あれは俺にだ」
「いや、オレだ」
「違うって、ほら! 俺にだって!」
「いやいや! 俺たちにだって!」
 少女の行動に、男たちは色めき立つ。
 と、ここまでならよかったのだが。
「ミハエル! 会いたかった!!」
 ――バサ。
 ……状況を説明せよ、と頭の中で警鐘を鳴らす。ミハエルの五感は、教室から出てきた『彼女』は、こともあろうに自分の名前を呼びながら、かつ自分に抱擁をしたということを告げていた。
「あ、あの、一体」
 とても嬉しそうに自分の顔を見上げる少女に、周囲からの突き刺されそうな視線を感じながらミハエルは問いかけた。
「十年ぶりね、ミハエル!」
「え……十年……?」
 ミハエルは、自身が七歳あたりのころを思い出す。
「あの頃はフォン=ケストナー閣下の紹介で孤児院で……って! あ!!」
 目を見開いたミハエルは、自分に腕を絡めた少女の名前を叫ぶ。
「サラ!!」
「うん! ……ちゃんと憶えててくれたんだ」
「え? ちょっと待って……なんでまたサラが『留学生』なんだ?」
「あ……詳しいことはまた今度。そろそろ授業はじまるよ」
 と、ミハエルの胸から離れる幼馴染の少女。
「ね?」
 走ってでも戻らないと間に合わないかもしれない時間で、ミハエルは少女に背を向ける。
「じゃあ詳しいことはあとで聞くから!」
 今起こったことをまったく理解できない中、ミハエルはただ授業に間に合うように走るほかなかった。




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つい頼んでしまった

気付いたらMyself;YourselfのゲームをAmazonで注文してた自分自重wwwwww

Myself;Yourself(初回限定版:「プレミアムサウンドトラックCD」&「成瀬ちさと画絵本」同梱)Myself;Yourself(初回限定版:「プレミアムサウンドトラックCD」&「成瀬ちさと画絵本」同梱)
(2007/12/20)
PlayStation2

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半年以上遅れましたが、今頃やってみようと思います。

……ただ、ゲームの方が背景が実際に忠実なので、余計に吹く可能性がw
双子丘って地名も、地元には口和深の先に「双子山」という山に和深川王子神社も存在することから、そっちの方が近いのかなと考えつつも……

まぁ、今度行ってみます。

あとは、高校ってどこが舞台なのかな……
周参見にある高校は、明らかに作中のものではないので、田辺か串本だろうと思いますが……
私のいる学校ではないので、田辺高校か南紀高校、神島高校、串本高校から見てみようと思います。

【遥か地平線の彼方へ】第一章(11)

第一章(11)

「ニュースだ、ニュース!」
 その日もクラスの情報屋ことアウグスト・フォン=ツィルヒャーはそう叫びながら教室に駆け込んだ。
「ん、どうした? 猫が屋根に上って降りられなくなって助け出されたとか?」
「ちげぇって! そんな普段の心温まる小話じゃねーって! 留学生だって留学生!」
 そう聞いた面々も、大して驚かず平穏である。今や列強の一国となったブルーセンの軍事学校へ留学など、別段不思議ではないからだ。
「どうせテルンとかブロシャだろ? 別に男がひとり増えたところでムサいことに変わりは……」
「でも、この時期、変わってる」
 カルルのぼやきに答えたのは、友人のベルホルト・フォン=キルヒホフであった。
「ふふふふ」
「気持ち悪いな、アウグスト」
 丸刈り頭で不気味な笑い声を上げるクラスメイトに、ミハエルは率直に感想を述べる。
「酷いぞ、ミハエルぅ……だが、これを聞けば俺にひれ伏すこと請け合いだぜ」
「いいから、早く言え。じゃないと聞いてやらんぞ」
 もったいぶるアウグストの扱いに慣れた面々は、適当にあしらいつつも話を進める。
「実はな……」
「おはようございます、皆さん」
 珍しく他の面子よりも遅れたランツが教室に入ってきた。
「お、ランツ! ちょうどいいところに! 実はな……」
「皆さん、フォン=ファーレンハイト教官からの伝言なのですが、ブロサール軍女性士官の留学の件で所用があるので本日のミーティングは行わないそうで……」
「「「女性士官!?」」」
 ランツが言い終わる前に飢えた野獣の群れはある単語に食いついた。
「え、ええ。歩兵本科の二年へ、一年間の留学としてブロサール軍の女性騎兵士官が来校しましたが……」
「おいお前ら! 見に行くぞ!」
「あ、抜け駆けすんなカルル!」
「ちょ、俺を置いてくな!」
 一瞬で閑古鳥が鳴きそうな状態になる教室。
「あ……」
 教室に残ったのは、呆れてものが言えないヴィンツェンツ、ハワード、ベルホルト。完全に気圧されたランツ。
 そして、言うことがなくなって砂になっていたアウグストだけであった。

「こうして来たはいいんだけど……女性で軍人ってことは、ものすんごいゴリラの可能性があるんじゃ……?」
 クラスメイトのひとりが至極もっともなことを指摘した。
「うぐ……それじゃ困るな……俺はてっきり姫様クラスを想像したんだけど」
 カルルが妙に引きつった顔をする。
「ふふふふ」
「のわっ!」
 いつの間にか追いついたアウグストが、再び妙な笑い声を上げている。
「だから、その顔はどうにかしたほうが……」
「俺は見た!」
 ミハエルの指摘を無視して、坊主頭は演説を始めるかのようにこぶしを作った。
「背はこれくらい! 赤いサラサラとした髪! そしてなんとも可愛らしいその顔!」
「おお!」
「ローゼ殿下が女神だとしたら、あれは天使だ! 間違いない!」
 煽りに煽ったアウグストだったが、再び気付いた頃そこには誰もいなかったのは言うまでもない。




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【遥か地平線の彼方へ】第一章(10)

第一章(10)

 ルヴォア家のシュタールブルク王国は、ロルカ南部の有力諸侯のひとつで、昨年できたプルーセン主導の北ロルカ連邦に属さない独立国家である。エッカルト大公国などの一部を除くロルカ諸侯は、譜苑戦争でマイエンタル帝国側についたため、多額の賠償金を払う義務があった。南部諸侯のうち財政基盤が脆弱な国家はプルーセンによる北ロルカ連邦へ加盟せざるを得なかったが、今なお三個軍団を常備するリーメン王国や工業化が進み財政基盤の整っているシュタールブルク王国は、プルーセンとの防衛同盟を条件に、その実質的な併合を免れていた。
 ヘレーネ・シャルロッテはシュタールブルク国王カルル一世の娘で、ミハエルとは某姉の影響で昔から親交があった。両名とも、破天荒なコーツブルク家の面々に苦労してきたのだった。
「殿下がマリオンにいらっしゃるということは……また何かやらかしたんですか、姉さん」
「いえ、今回は珍しくそういうことではありませんわ。少し、外交的なところで」
 なるほど、とミハエルは納得する。
 一方、ヒルデの方は恐縮しきってミハエルの後ろで縮こまっていた。
「それにしても……」
 ヘレーネは一息つく。
「シュトゥルム・ウント・ドランクのころはまだ良かったですのに……愛国心を殊更叫ぶ左派がどの議会でも大勢を占めるようになりますから……」
「ああ……あの演説、聴いていらっしゃったのですか」
「ええ」
 彼女は少し疲れた様子を見せた。
「国家、民族、国益、主義主張、イデオロギー……六十年以上ずっと解決しませんわね」
「オルレアン解放戦争以来、ですか」
 ミハエルは尋ねる。
「そのときを生きていないわたくしたちがどうこう言う問題でもないかもしれませんが……彼と革命の伝播が影響を与えたのは確かですわ」
「革命……」
「先の革命も、ロルカ統一国家の模索が潰えましたし……当時のヴィルヘルム陛下の気持ちはわかりますが」
「当時プルーセン王が皇帝を名乗ったら……」
「確実に列強諸国に宣戦されますわ。……正直に言って、プルーセンは辺境の一国と見てましたから」
 先の戦争を思い出し、ヘレーネは苦い顔をする。
「貴方も、是非冷静な目で物事を見るように。……いえ。是非とも軍人の本懐を忘れることなきよう」
「わかっております。殿下」
「……と、他国のわたくしが言う義理でもありませんが」
 少し自嘲気味に呟くヘレーネだったが、お供の二人に目配せするとサッと後ろを向く。
「では、ここまでにしましょう。……お連れの方が憔悴しきってしまいますわ」
 ミハエルは先ほどから黙り込んでいるヒルデを見て、苦笑いを浮かべるほかなかった。
「ローゼ殿下にはよろしくとお伝え……いえ、『ご自重なさるよう』とお伝えください」
「あー、まぁ、おそらく無駄になると思いますが、伝えておきます」
 頭から花でも咲きそうな勢いで周りを引っ掻き回す、西ロルカのシュトゥルムの姿が二人の目に浮かんだ。





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【遥か地平線の彼方へ】第一章(9)

第一章(9)

「それにしても、大分買い込んだな」
「そうっすか? 自分としては普通だと……」
 二人の傍を高級そうな馬車がゆっくりと通り過ぎていく。
「……まぁ、女の子は荷物が多いと聞くし」
 但し姉さんを除く、と心の中で付け加えるミハエル。
「あれ……? なんすかね、あの人だかり」
 歩きながら、ヒルデが指差す。何かの大道芸かと少し期待しながら、二人はその黒山へと見物に出る。
「……からして、国土の統一は危急行わなければならないのだ! ロルカ的なものはいたるところに存在する。ロルカ的特性とは、ひとつの理想である!」
「なんだ。政治演説か」
 期待はずれだったのでミハエルは拍子抜けした。
「力強い世界性において、如何なる民族も我々に匹敵することは出来ない。我が民族は、ひとつの偉大な独自性を持つのだ」
 主催者と思しき人物がこぶしを振り上げ、その場の興奮はさらに高まる。
「我が世界に冠たるロルカ民族は、その世界的役割を果たし、このロルカから他国の干渉を排除し、純然たる大ロルカ国家を打ち立てなければならない!」
「……ん? ヒルデ」
 周りが拍手を送る中、隣の少女の顔に翳りを見て取ったミハエルは、小さく声を掛けた。
「…………」
「ヒル……」
 ――ブリュンヒルト・ファン=ベートホーフェン。彼女の名前から思い当たる節のあるミハエルは、そっとヒルデの手を取ってその場を離れた。
「大丈夫か、ヒルデ?」
「あ、心配お掛けしました……?」
「当たり前だ。結構顔色悪かったし」
「あ、ははは、やっぱりちょっと疲れてたかなー」
 引きつった笑いを浮かべるヒルデを、ミハエルは見なかったことにした。
「ごきげんよう、ミハエル」
「わっ」
 ミハエルは飛び上がる。ヒルデは見ると、彼の後ろに三人の人影が写っていた。
「……人を悪魔か何かのような反応ですわね」
「あ、いえいえ、そんなことはないですよ! お久しぶりです!」
「久しいな、ミハエル君」
「ベレゾフスキ閣下、レルヒ給仕長も! どうしたんですか、こんなところで」
 あわてて姿勢を正したミハエルだったが、その顔は心持ち嬉しそうだ。
「丁度馬車でシュレーディンガーさんが見えたもので」
「人だかりも見えちょる。気になったわけさな。……ん? こっちのべっぴんさんは?」
 大柄の軍人がヒルデに気付く。
「あ、……自分は……」
「彼女はブリュンヒルト・ファン=ベートホーフェン予科生。俺の後輩です」
 ヒルデを一歩前に出させたミハエルは紹介する。
「ヒルデ、紹介する。こちらがシュタールブルク陸軍のベレゾフスキ将軍閣下。そちらはシュタールブルク王室給仕長のエリカ・レルヒさん」
 それぞれ敬礼と礼を行い、ミハエルは腕をさして紹介する。
「そして、こちらの方が、シュタールブルク王女ヘレーネ・シャルロッテ殿下」
 ――なんですと?
 ヒルデは一瞬思考が止まった。
「ちょ、え!? ええええええええええええええええええええ!!!?」
 なんですかこの子は、と訝る王女ヘレーネも気に留めず、ヒルデは絶叫してしまった。





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【遥か地平線の彼方へ】第一章(8)

第一章(8)

「で、だ。どうして俺はお前の買い物に付き合わにゃならん?」
「まぁ、まぁ、いいじゃないっすか先パイ」
 ヴィンツェンツが張り切ったため、騎兵科の授業が早くあけた昼下がり。ミハエルはヒルデにつかまり、先輩として喫茶店でお茶を奢らされていたのだが。
「俺の懐事情は理解してるだろうに」
「じゃあ、出世払いってことにするっす」
「ヒルデよ……お前、俺より偉くなる気か?」
「うーん……よくわからないっすね」
 お茶菓子をほうばりながら、嬉しそうにヒルデは聞き返す。
「……もうちょっとおしとやかに食べたらどうだ? 女の子だろ」
「いやっすね、先パイ。下士官学校に放り込まれた時から諦めてるっす。でも」
 少し下を向いたヒルデは、嬉しいとも悲しいとも取れる表情をした。
「先パイに言われると嬉しいっすね」
「ヒルデ……?」
「さ、もう飲み終わったんで、帰るっすよ、先パイ」
 半ば強引に話を切られたミハエルはそのまま腕を引かれるように立ち上がる。
 ――と。
「キャッ」
「あ、先パイ!!」
 「え?」と反応するのが精一杯だった。見上げた空に舞う、二つのティーカップ。そしてゆっくりと迫り来る、湯気を発する透き通った赤色の液体。まさか、と思うだけの時間さえないまま……
「熱っー!!!!!!!!」
「先パイ! 大丈夫っすか!?」
「っ……」
 ミハエルは、紅茶がかかった手の甲を見る。
 ――幸い、水ぶくれはできてないようだ。……真っ赤だがな。
「わ、わ、わたし……その……」
 店員は大慌てでわびようとする。
「落ち着いてください。こちらはなんとか大丈夫みたいなので。ヒルデ。片付け手伝ってあげて」
「は、はいっす!」
「もも、申し訳ありませんでした!!!」
 店員はうろたえながらも、ヒルデと共にひっくり返した食器類を持って店内に戻っていった。パニックから脱したばかりの足取りは、相当乱れていたわけだが。
「……たら」
「え……? あ……」
 差し出されるハンカチ。鈍感と揶揄されるミハエルでも、この子がハンカチを貸してくれようとしてくれていることくらいは察することが出来る。
「使っても、いいの?」
 少女はこくりと頷く。
「じゃあ、使わせてもらうよ」
 ミハエルは受け取ったハンカチで手を拭き始める。
「あーあ、やっぱりズボンにもかかってたか」
 幸いふくらはぎの部位で、失禁しているように見えることはない。プルーセン軍人としてかなり恥ずかしいことにならずにすみ、ミハエルはホッとした。
「助かったよ。ありが……」
「先パ~イ! お手伝い終わったっす!」
 ……お礼の途中で入る元気な後輩の声。
「ん? 痛むんすか、先パイ?」
 少し、と振り返り微笑んでみせる。
「まぁ、我慢できるくらいだから、大丈夫だろ」
「それはよかったっす」
「そうだな……って、あれ?」
 ミハエルが振り返ったそこには、すでに少女の姿はなくなっていた。
「……おかしいな」
「どうしたんすか、先パイ?」
 不思議がるヒルデに、なんでもないと答えたミハエルは、首をかしげながら帰途に着くほかなかった。




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【遥か地平線の彼方へ】第一章(7)

第一章(7)

「ベルデン大公国への暴力的干渉、忘れたわけではありませんわ。榴弾王子……だったかしら」
「だが、このままでは猊多両国に全ロルカは……」
「ですがフリードリヒ陛下。わたくしたちは先の戦争には敗れましたが、心までは折れておりません」
「…………」
「父上にはお話させていただきますが、色よい返事はご期待なさらないでください」
「……わかった」

 王宮の一室で続く会話に聞き耳を立てる二人の人物がいた。
「……まずいな。このままでは」
「敵の敵は、味方……ということにしましょう」
「それ以外に方法がない、か」
 歳の取った声がそう語る。
「マイエンタルの威厳は駆逐した。恩も買った……次はアクターニュか」
「ブロサールという手もあります」
 まだ歳若い声は提案する。
「ブロサール?」
 老人は鼻で笑う。
「勝たねばならんのだ。あの国相手では兵站が保たん。第一、ブロサールは今同盟国だ」
「…………」
「アクターニュだ。事実あの国はライン西岸を狙っておるしな」
「軍の方は?」
「安心せい。デア=フォーゲルヴァイデ元帥に任せればよい」
「彼にこのことは?」
「知らせたら怒髪点を突く勢いでわしに食って掛かるだろうな。……ループレヒト陛下にも絶縁されるだろうて」
 老人は、正義感の人一倍強い軍最高司令官と、伝説の世界に生きる友人を思い出す。
「よいか、他言無用だ。そして、出来る限り熱病を広めるのだ。……士官候補生にも熱病が広まれば、我が国の統一も早まる」
「わかっております。……フォン=シェーンハウゼン閣下」




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プロフィール

久間知毅

Author:久間知毅
和歌山の南の方出身/学生時代:電気工学→理論計算機科学/歴史小説書きorシナリオ書き,たまにイラスト担当/ニコニコ動画では語学(ドイツ語等)講座,数学講座やドイツ統一史を連載中/TRPG(クトゥルフ,ARA2E),艦これ

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