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ローゼ姉さんのドイツ語講座第23回「関係代名詞(1)」



久々のうpです。
今回は、関係代名詞となりまして……まぁ、ややこしいところなので、説明難しかったですorz

……英語よりはマシとは思いますが^^;
テキスト版

ローゼ姉さんのドイツ語講座第23回「関係代名詞1」

Guten Tag! Wie geht’s?
ドイツ語講座司会の、ローゼ・オイゲニー・フォン・エッカルト・コーツブルクよ。
作者の体調や他の活動のせいでちょっと遅れたけど、講座の続き、始めていくわね。
今回から2回にかけてやるのは、「関係代名詞」ってところ。
……うん。嫌な顔すると思ったわ。
実際、作者も英語のときに関係代名詞が出てきて、未だに克服できてないしねぇ……この間の英語のテストでも、思いっきり誤訳したらしいわ。
でも、大丈夫よ。ドイツ語の関係代名詞は、はっきりと関係代名詞ってわかるようになってるから。
作者の印象では、英語より随分楽みたいね。
今回はまたあの格変化の表がでてくるから、前置きはこれくらいにしてちゃっちゃとはじめるわ。


Lektion 1
定関係代名詞
まず、定関係代名詞に入る前に、英語とフランス語で関係代名詞をサラッと復習しておこうかしら。
関係代名詞は、文の中の名詞を修飾する……つまり、形容詞的に使われるわけね。
こういう形容詞的に後ろから文章で追加されるものを「関係文」と言い、関係文に修飾される名詞を「先行詞」と言うわ。

英語だと、
I have a grandmother who lives in Hawaii.
(私にはハワイに住んでいる祖母がいます)
フランス語だと、
Nous prenons l’avion qui part à dix heures.
(私たちは10時に出発する飛行機に乗ります)
 prenons < prendre :乗る part < partir :出発する qui:関係代名詞 avion:飛行機

その形容詞的に用いる方法もいくつかあって、主語として使う用法、所有を表す用法、間接・直接目的語を表す用法、前置詞と共に使われる用法があるのよ。
これらで使う関係代名詞が違うわけ。

英語:
先行詞 主語 所有 目的
人 who whose whom
物 which whose which

英語のときは、先行詞が人か物か、関係文で主語として用いられるか、所有を表すか、目的語として使われるかで違ったわ。
フランス語の場合は、「qui, que, dont, où」だったかしら。
ドイツ語の場合は、定関係代名詞というものを使って表すわ。
この定関係代名詞は、さながら定冠詞そのままなんだけど……
……そう。定冠詞そのままだから、男性・中性・女性の区別があって、格変化するのよ。
はい、そこ。嫌な顔しない。英語もフランス語も同じよ。
逆に考えるのよ。適当に「てにをは」をつければそのまま訳せると考えるの。
……というわけで、いつものように表を見せるわ。

ドイツ語:
先行詞 1格 2格 3格 4格
男性 der dessen dem den
中性 das dessen dem das
女性 die deren der die
複数 die deren denen die

所有を表す2格のときと、複数名詞が先行詞のときの3格の関係文でちょっと違うけど、あとは定冠詞そのままの変化ね。
それと、これらは読み方が普通の定冠詞とはちょっと違うの。
関係代名詞は少しだけ強めに長く読まれるわ。「dem」だと、定冠詞では「デム」だけど、関係代名詞のときは「デーム」って感じでほんのちょっと長く強く読まれるのよ。
今度は、これらを使って実際に関係文の形を見ていくわ。
ドイツ語の関係文は、副文の構成になるの。図で書くとこうね。
・・・[先行詞] , [関係代名詞]・・・・・・[動詞の定形] , ・・・
先行詞と関係代名詞の間と、最後の動詞の後ろに、必ずコンマ「,」が入ってるのがわかるかしら?
最初に「ドイツ語の関係代名詞はわかりやすい」って言ったのは、このためなのよ。
見れば、露骨に「関係代名詞」ってわかるわけ。
ちなみに、関係文でその文章そのものが終わっていた場合は、コンマ「,」じゃなくてピリオド「.」になるからね。
……って、いちいち見ていくより、例文見たほうが早いわね。早速見ていきましょ。

Ich habe einen deutschen Freund, der sehr gut Fußball spielt.
(私はサッカーがとても上手なドイツ人の友達がいます)

これは、1格を使う場合ね。
この文章は元々、「Ich habe einen deutscher Freund.」という文章と、その「Freund」を先行詞として修飾する「Er spielt sehr gut Fußball.」っていう文章で出来てるわけね。
修飾する文は副文の形になるから、動詞の定形が後ろに来てるわけね。
この「Freund(友達)」と「er(彼)」が同じ人物をさしてるから、文章を合体したのよ。
次は、2格を使う場合を見てみるわ。

Ich habe einen deutschen Freund, dessen Frau sehr schön ist.
(私は奥さんがとても美人なドイツ人の友達がいます)

2格の使い方は、普通に名詞にかければいいわ。
この最初の「私はドイツ人の友達がいる」の「友達」を修飾するもともとの文章は、「Seine Frau ist sehr schön.」ってなるわ。「彼の奥さんはとてもきれい」ね。
「友達」と「彼」が同じ人物だから、「彼の奥さん」に2格をかけた「Frau」を使うわけ。「dessen」は2格だけど、「Frau」は1格だから、テストとかで間違えないようにね。
続いて、3格を見てみるわ。

Ich habe einen deutschen Freund, dem ich oft eine E-mail schicke.
(私には、私がよくEメールを送るドイツ人の友達がいる)

3格と4格は、「目的語」を表していたわね。
副文で使った動詞「schicken」は、「S schcken 人(3) 物(4)」で「Sは(物)を(人)に送る」って意味になるの。副文にならないもともとの形は、「Ich schicke ihm oft eine E-mail.」なのよ。この中の「ihm(彼に)」の「彼」が、最初の文の「友達」と同一人物だから、くっついたわけ。
関係代名詞は副文の最初に来るから、コンマのあとにdem となるわけね。
注意してほしいのは、このときの動詞は副文の方の主語によって人称変化するってことね。この場合は「ich」だから、「schicke」ってなったわけ。
次は4格に行くわ。

Ich habe einen deutschen Freund, den ich „Fritz“ nenne.
(わたしには「フリッツ」と呼んでいるドイツ人の友達がいる)

直接目的語を表す4格ね。
これは、副文を元の文に直すと「Ich nenne ihn „Fritz“.」ね。「私は彼をフリッツと呼ぶ」よ。
この「ihn(彼を)」の「彼」と、「友達」が同一人物だから、重ねられるわけ。
副文の最初に関係代名詞が来るから、コンマの後がdenになってるわ。
ここでも、関係文の動詞の人称変化に注意すること。いいわね?

最後に、「前置詞と使われる場合」を見てみるわ。

Die Bahn, mit der ich jedes Jahr zu der Verkaufsausstellung fahre, ist immer voll.
(私が毎年その手の展示即売会に行くために利用する列車はいつも混んでいる)

この文章での関係代名詞の役割は、3格のときと同じなんだけど……ほら、名詞には前置詞をつけて文章での意味を持たせることがあるでしょ。
前置詞mitは、手段を表すことが出来るから、「mit+列車」で「列車を使って」という意味になるわけ。
その「列車」を先行詞として、関係文を作るときは、前置詞をつけて関係代名詞を前に持ってくるのよ。だって、前置詞は名詞の前につけなきゃならないからね。

さて、定関係代名詞はこんなところね。最後に二つの文を関係文にする問題をいくつか出しておくから、そこで今覚えたことを挑戦してみること。いいわね?

次は、指示代名詞をやるわ。



Lektion 2
指示代名詞
例えば、日本語で「私はあの男の人を知っている」という文章を考えるわね。
でも、「あの男の人」がすでに話の中に出てきた場合、「彼」とおいてもいいわよね?
これが人称代名詞。最初の方でやったわ。
でも、ここでその「あの男の人」を強調して、「奴」とか「あいつ」として、文頭に持ってきても、意味は一緒でしょ?
「あいつを俺は知っている」ってね。
こんな感じで、すでに出てきた語を強調したいときとか、言葉が重複することを避けたい場合に使われるのが、指示代名詞というものよ。
変化はそのまま定関係代名詞を使うの。
そしてこの指示代名詞は、特に強調することがあるから、常にアクセント付きで読まれて、文頭に来るわけね。
今の日本語の例文をそのままドイツ語にしてみるわ。

Ich kenne den Mann.
(私はあの男の人を知っている)

Ich kenne den Mann. ※denを強調
(私は“あの”男の人を知っている)

Den Mann kenne ich.
(あの男の人を私は知っている)

Den kenne ich.
(あいつを私は知っている)

この指示代名詞は、定関係代名詞と同じ変化をするけど、文章は副文にならないってことに注意すること。いいわね?
文頭以外にも、コンマのあとに使って、関係文とはちょっと違う使われ方もするわ。ただ、指している語は前に出てきた名詞ってところは同じね。

Ich habe einen neuen Kugelschreiber gekauft, der schreibt aber achon nicht mehr gut.
(私は新しいボールペンを買った。しかしそれはもう書き味がよくない)

コンマの後ろが定形第二位の文……つまり、普通の文なことがわかるわね。
まぁ、作者の感想だけど、指示代名詞は結構その場のノリで訳せちゃうから、結構なんとかなるみたいね。一回、直前に指す名詞なんかないのに指示代名詞を使う文章があったくらいで……その場合、指す名詞はこれまでの話の流れの意味を名詞化したものってことだったらしいわ。

……さて、最後にちょっと練習問題をやってみるわね。



Lektion 3
練習問題
まず、この文章の最後の単語「施設」にかかるような関係文を、元になる文章を見せるから、作ってみましょ。

Das Kaffeehaus ist eine typisch Wiener Einrichtung.
(カフェは典型的なウィーンの施設です)

問題1.1格の関係代名詞
Die Einrichtung steht überall in der Stadt.
(その施設は都市のいたるところにある)

問題2.2格の関係代名詞
Der Einrichtung Schild ist sehr elegant.
(その施設の看板はとても洒落ている)

問題3.3格の関係代名詞
Hans liefert der Einrichtung die Zeitung.
(ハンスはその施設へ新聞を配達する)

問題4.4格の関係代名詞
Alle Leute lieben die Einrichtung.
(全ての人がその施設を好きだ)

問題5.前置詞つきの関係代名詞
Wir trafen uns damals in der Einrichtung.
(私たちは当時その施設で会った)

解答はこんな感じ。

解答1
Das Kaffeehaus ist eine typisch Wiener Einrichtung, die überall in der Stadt steht.
(カフェは(都市の)いたるところで建っている典型的なウィーンの施設です)

解答2
Das Kaffeehaus ist eine typisch Wiener Einrichtung, deren Schild sehr elegant ist.
(カフェは看板がとてもしゃれている典型的なウィーンの施設です)

解答3
Das Kaffeehaus ist eine typisch Wiener Einrichtung, der Hans die Zeitung liegert.
(カフェはハンスが新聞を配達する典型的なウィーンの施設です)

解答4
Das Kaffeehaus ist eine typisch Wiener Einrichtung, die alle Leute lieben.
(カフェは誰からも愛される典型的なウィーンの施設です)

解答5
Das Kaffeehaus ist eine typisch Wiener Einrichtung, in der wir uns damals trafen.
(カフェは、そこで当時私たちが出会った典型的なウィーンの施設です)

出来たかしら?
……ポイントは、きちんと格を意識する、かしらね。日本語で言うと、「てにをは」を意識するってこと。
次は、指示代名詞の問題ね。

問題6.指示代名詞
Wir wohnen in Japan. Jetzt lernen wir Deutsch. __ ist nicht leicht.
(私たちは日本にいます。ちょうどドイツ語を学んでいます。それは簡単ではありません)

この場合、完全にこれを指すっていう名詞はないんだけど、「それ」がどういう意味か文脈から大体想像はつくと思うわ。

解答6
Wir wohnen in Japan. Jetzt lernen wir Deutsch. Das ist nicht leicht.
(私たちは日本にいます。ちょうどドイツ語を学んでいます。それは簡単ではありません)

この場合、「Das Lernen(学ぶこと:中性名詞)」を受けてるから、指示代名詞は「Das」なのね。同士のときにやった、「動詞の名詞化」憶えていたかしら?



さて、今回はコレで終わり。ちょっと難しかったかしら。
次回は「不定関係代名詞」と「関係副詞」をやるわ。もうちょっと関係代名詞は続くけど、我慢してちょ。あと1回だから、ね?
というわけで、みんな元気でね!
Tschüß!

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プロフィール

久間知毅

Author:久間知毅
和歌山の南の方出身/学生時代:電気工学→理論計算機科学/歴史小説書きorシナリオ書き,たまにイラスト担当/ニコニコ動画では語学(ドイツ語等)講座,数学講座やドイツ統一史を連載中/TRPG(クトゥルフ,ARA2E),艦これ

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